国土交通省が整備を進めている四国横断自動車道・徳島東インターチェンジ(IC)-阿南IC間(17・7キロ)のうち、徳島東IC-津田IC間(2・8キロ)について、同省が2020年度に開通させる方針を固めたことが18日、関係者への取材で分かった。
同区間に接続する徳島ジャンクション(JCT)-徳島東IC間(4・7キロ)は、事業主体の西日本高速道路が19年度中の開通を予定している。国交省はこれまで、徳島東IC-阿南IC間の開通時期に関し、明言は避けつつも「西日本高速の整備区間に遅れないようにしたい」としていたが、同時期の開通は困難な見通し。
徳島東IC-津田IC間は現在、用地買収や工事が進められている。津田ICは県が整備することになっており、県はこれまで県議会などで19年度中のIC完成を目指す考えを明らかにしていた。
津田ICから小松島ICを経て阿南ICまでの区間も用地買収や工事が進んでいるが、開通時期は決まっていない。