運動場を練り歩く妖怪たち=三好市山城町の旧上名小

 三好市山城町の旧上名小学校で20日、恒例の「妖怪まつり」があり、県内外の妖怪ファンや親子連れら約500人が妖怪行列などの催しを楽しんだ。

 こなきじじいや烏天狗(からすてんぐ)、妖怪タヌキなど同市山城町に伝承が残る妖怪約40体が着ぐるみ姿で登場。一つ目や鬼、河童(かっぱ)などに扮(ふん)した広島県三次(みよし)市のまちおこし団体「物怪(もののけ)プロジェクト三次」のメンバー21人と共に運動場を練り歩いた。

 クライマックスでは、地域住民でつくる「妖貝(ようかい)法螺(ほら)吹き隊」が吹くほら貝やプロジェクト三次が鳴らす鉦(かね)と鼓の音色に合わせ、妖怪たちが浮かれて踊り出した。最初は怖がって泣き出した子どもも次第に慣れ、一緒に記念写真を撮っていた。

 家族で訪れた三好市池田町州津の有持神稀(しんき)ちゃん(5)は「妖怪は大きくてびっくりしたけど、手をつなげてうれしかった」と話した。

 地元小学生による子どもみこし、妖怪にちなんだライブや踊りのステージなどもあり、会場を盛り上げた。

 まつりは住民団体「藤川谷の会」が開いており、今年で16回目。