184インチの巨大スクリーンに映し出される花畑の映像=神山町農村環境改善センター

 徳島発の高画質映像の祭典「4K徳島映画祭2016」(県、神山町など主催)が25日、神山町神領の町農村環境改善センターを主会場に始まった。国内外の映像制作会社やテレビ局が自然風景、伝統文化などを高画質映像で切り取った31作品が、町内各所で上映される。27日まで。無料。

 町農村環境改善センターや寄井商店街の店舗10カ所、城西高校神山分校に、最大で184インチ(縦2・2メートル、幅4メートル)のスクリーンを設置。アフリカの自然や京野菜料理、刀匠の技などを題材に、全国の映像制作者らから実行委に寄せられた20作品が上映される。

 併せて特別上映作品として、三好市出身の映画監督・蔦哲一朗さんの短編「林こずえの業(わざ)」や英BBC制作の恐竜映画など、11作品も紹介される。

 初日は、一面にラベンダーが咲く風景で知られる北海道美瑛(びえい)町の花畑や雪景色が鮮やかに映し出され、圧倒の映像美で観衆を魅了した。藤六(ふじろく)翔也さん(26)=小松島市櫛渕町湊、自営業=は「徳島で最先端の映像技術が見られるのはうれしい」と話した。

 26、27日には住民や移住者らが「劇場商店街」と銘打ち、寄井商店街に53のグルメ、小物のブースを設ける。

 両日、神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックスと宿泊施設・ウイーク神山では「とくしま4Kフォーラム2016」も開催。最新の4K・8K機器や仮想現実(VR)関連技術が紹介されるほか、高画質映像に関する多彩な講演、セミナー、トークセッションが繰り広げられる。