徳島県選挙管理委員会は政治資金規正法に基づく県関係政治団体の2015年分の収支報告書を30日、公表する。報告書によると、前年からの繰越金を含む収入総額は前年比2・5%減の10億800万円、支出総額は1・9%減の6億3285万円と、ともに過去10年で最低だった。国政選挙がなく政党の収入と支出が減る一方で、統一地方選の影響で首長と地方議員の政治団体や資金管理団体の出入金は増えた。

 15年末の政治団体数は前年から20減って555団体となった。内訳は政党関係が85団体、資金管理団体が65団体、その他の政治団体は405団体。報告書の提出率は96・2%で政党関係以外の21団体が未提出だった。

 [政党]収入総額は5億1181万円と前年度比で9・9%減少。最も多かった自民党は前年より2320万円少ない2億164万円だった。参院の徳島選挙区が高知と合区になり、中西祐介議員の参院支部などの報告書の所管が県から総務省に変わったため。続く共産党は1・7%減の1億6712万円。民主党(現民進党)は23・6%減の6602万円だった。繰越金を除いた単年収入は18・4%減の3億4343万円。共産党が1億4013万円で最も多く、1億2770万円の自民党が続いた。

 支出総額は11・6%減り、3億4833万円だった。

 [政党以外の団体]資金管理団体の収入総額は4・4%増の1億4788万円、支出総額は14・5%多い7252万円だった。その他の政治団体は収入総額が7・4%増の3億4830万円、支出総額が12・8%増の2億1199万円。

 団体別では飯泉嘉門知事の資金管理団体「21世紀あすの徳島を創る会」がトップ。2位には「飯泉嘉門後援会」が入った。

 [政治資金パーティー]政党3、資金管理団体2、その他の政治団体4の計9団体が報告した。1千万円以上の収入があったのは、自民党県第一選挙区支部2548万円、21世紀あすの徳島を創る会2397万円、福山守衆院議員を支援する徳島創生フォーラム1504万円、自民党県支部連合会1132万円の4団体だった。

 収支報告書は県のホームページで公表する。