躍動感あふれる作品が並ぶ名嘉さんの個展=徳島市のあわぎんホール

 沖縄県の木版画家・名嘉睦稔(なかぼくねん)さん(62)の個展「名嘉睦稔 木版画展~風の伝言(イアイ)」(徳島新聞社主催)が30日、徳島市のあわぎんホールで始まった。2017年1月9日まで。

 83点を展示。黒の版画インクで刷った後、紙の裏側からアクリル絵の具で色を付ける「裏手彩色(うらてさいしき)」という手法で、沖縄の自然や生き物などを色鮮やかに表現した。幅10メートルを超える大作で、沖縄の海を描いた「大礁円環(だいしょうえんかん)」など、ダイナミックな作品が並んでいる。

 阿波踊りや祖谷地方の風景を題材にした8点も展示され、来場者は興味深そうに見入っていた。高橋賢治さん(70)=同市八万町弐丈、不動産会社経営=は「色彩豊かで訴えかける力強さがある」と感心していた。

 観覧料は一般千円、小中高校生600円、未就学児無料、65歳以上800円。関連イベントとして、12月11日午後1時半から、同市南出来島町2のホテルサンシャイン徳島で名嘉氏と大阪商業大大学院の石上敏教授の対談がある。無料。事前申し込みが必要。問い合わせは徳島新聞社事業部<電088(655)7331>。