徳島市が市議の働き掛けによって3月に一般廃棄物処理業者に厳しい処分をしたとされる問題で、市議会総務委員会は30日、原秀樹前市長を委員会に参考人招致することを決めた。原氏は12月12日の次回委員会に出席する見通し。

 佐々木昌也氏(朋友会)が「(市議から)前市長に不当な働き掛けがあったかどうかが問題だ。事実関係を明らかにする必要がある」と述べ、原氏の参考人招致を提案。北原光晴委員長(無所属)を除く6人で採決し、賛成4、反対2の賛成多数で招致を決めた。反対したのは美馬秀夫氏(自民)と見田治氏(共産)。

 採決の後、北原委員長は「原氏からは(出席の)内諾を得ている」と報告した。

 市が設置した第三者調査団(代表・浅田隆幸弁護士、3人)は10月、原氏による処分の背景に市議からの働き掛けがあったと推認されるとした報告書を市に提出した。この市議や原氏らは調査に応じていない。