一つ一つ丁寧に作る矢野さん=鳴門市大麻町の矢野陶苑

 鳴門市大麻町の大谷焼の窯元・矢野陶苑で、来年のえと「酉」の置物作りが最盛期を迎えている。

 高さ7~20センチで、表情や姿勢、色はさまざま。飛躍への思いを込めて上を向いているものや、どっしりとした重厚感のあるものなどがあり、陶芸家の矢野款一さん(74)が、一つ一つ丁寧に作り上げている。

 12月中旬までに例年並みの約200個を完成させ、1体千円~1万円で販売する。矢野さんは「とさかの赤が鮮やかに仕上がった。明るい年になればと願っている」と話している。