合格祈願の札掛けを設置する徳島空港ビルの職員=松茂町の徳島阿波おどり空港

合格祈願の札掛けを設置する徳島空港ビルの職員=松茂町の徳島阿波おどり空港

 受験シーズンを控え、徳島阿波おどり空港(松茂町)に1日、恒例の合格祈願の札掛けが設置された。札は来年1月14、15両日の大学入試センター試験前に、学問の神様を祭る太宰府天満宮(福岡県太宰府市)まで空路で運ばれ、奉納される。

 縦2・5メートル、横1・5メートルで、3階出発ロビーの保安検査場前に置かれた。用意された札に名前と願い事を書き込み、札掛けに掛けるか奉納箱に入れる。1月9日の午後8時まで受け付け、10日に徳島空港ビルの職員が福岡線を利用して太宰府天満宮に持って行く。

 札掛けは、徳島空港ビルなどでつくる徳島空港利用促進協議会が、福岡線のPRを兼ねて2005年から設置している。昨年は約1200枚が寄せられた。