近く完成する松茂町津波防災センター・中央庁舎=同町広島

 松茂町が2015年度から建設を進めてきた、新たな役場本庁舎「町津波防災センター・中央庁舎」が近く完成し、19日から町民福祉課など一部の課が業務を始める。26日には全課が新庁舎に移る。

 新庁舎は鉄筋コンクリート造4階建て、延べ約2750平方メートル。震度6強以上の揺れに耐えられる耐震性を備え、県の想定に基づく高さ2・6メートルの津波が押し寄せても、2階以上は浸水しないとされている。

 1階に町民福祉課、健康保険課と税務課、2階は町長・副町長室と総務課、3階には危機管理室と災害対策本部が入る。4階の備蓄倉庫には、隣接する町総合会館や議会棟と合わせて収容が可能な最大1681人の避難者が、2日間しのげる食料などを用意する。総工費は約10億3千万円。

 町は旧庁舎が耐震基準を満たしていなかったため、建て替えに着手した。工事期間中は町総合会館で業務を行ってきた。