クリスマスを華やかに彩るポインセチアの出荷が、徳島県内で最盛期を迎えた。
徳島市丈六町丈領の岸本昇さん(70)方では、21アールの広さのビニールハウスで7品種を栽培している。白いまだら模様で人気の「アイスパンチ」や、定番の真っ赤な「ジェスターレッド」などの出荷作業に追われていた。
「出荷のペースは例年より遅めだが、色づきも良く、品質は良好」と岸本さん。県内や大阪の生花市場では、1鉢500~600円で競り落とされている。
6日午前の県内は冬型の気圧配置の影響で冷え込んだ。徳島地方気象台によると、朝の最低気温は那賀町木頭出原5・2度、海陽町8・1度などで、前日を1、2度下回った。
7日は寒気が流れ込み冷え込みが強まる見込みで、予想最低気温は三好市池田町2度、徳島市5度、美波町6度となっている。