県性暴力被害者支援センター「よりそいの樹とくしま」のリーフレットとカード

 徳島県が7月に開設した県性暴力被害者支援センター「よりそいの樹とくしま」の相談件数が開設からの5カ月間で25件にとどまっている。被害者に必要な支援の手を伸ばすにはセンターの存在を知ってもらうのが欠かせない。県は周知に向けてリーフレットとカード各3万部を作り、産婦人科や学校への配布を始めた。8日には開設記念講演会も開く。

 よりそいの樹とくしまは中央こども女性相談センター(徳島市)など県内3カ所のこども女性相談センター内に設けられた。女性相談員が電話や面接で性暴力被害の相談に乗って必要な支援につなげるとともに、病院や警察などへも付き添う。

 しかし、県民の認知度はいまひとつで毎月の相談件数は1~10件と伸び悩んでいる。そこで県は支援内容や連絡先をまとめたA4版三つ折りのリーフレットと、二つ折りのカードを作成し、周知に乗り出した。

 8日の講演会は県庁で午後1時半から。性暴力被害者でもあるフォトジャーナリストの大藪順子さんが被害者の取材や支援活動を通じて学んだことや支援のあり方を語る。併せて大藪さんの写真展も8~10日に徳島市のときわプラザで開く。

 よりそいの樹とくしまの共通相談ダイヤルは<電0570(003)889>。講演会についての問い合わせは県男女参画・人権課<電088(621)2203>。