17年の阿波踊り公式ポスターに採用される秋山さんの作品(徳島市観光協会提供)

17年の阿波踊り公式ポスターに採用される秋山さんの作品(徳島市観光協会提供)

 徳島市観光協会と徳島新聞社が2017年の阿波踊り公式ポスター用に募集した写真の審査結果が6日発表され、阿波市市場町香美の元県職員秋山修一さん(66)の作品を採用することが決まった。

 藍場浜演舞場でうちわを持って男踊りを披露する娯茶平の女性を捉えた1枚。審査員から「本場の迫力や躍動美が感じられる」と評価され、第1席の推薦を受賞した。

 写真歴17年の秋山さんは「女性の真剣な表情を捉えるため、光の当たり具合に注意して撮影した。受賞は今後の励みになる」と喜んだ。秋山さんの作品は、市観光協会などがポスター用の写真の公募を始めた10年にも採用された。

 県内外の70人から251点の応募があり、推薦のほかに特選2点、入選5点が選ばれた。