自陣前で相手選手と競り合う徳島のキムやバラル(左)=千葉市のフクダ電子アリーナ
 
 
 

 明治安田J2第40節最終日は4日、千葉市のフクダ電子アリーナなど各地で10試合が行われ、徳島ヴォルティスは0-2で千葉に敗れて6連敗となった。通算成績は16勝6分け18敗で勝ち点は54のまま。順位は12位に下がった。

 徳島は前半10分、千葉のCKから頭で合わされ失点し、後半41分にもCKのこぼれ球をつながれ2点目を押し込まれた。徳島は序盤からプレスをかけてボールを持ったが、千葉の速い寄せで効果的な縦パスがほとんど封じられた。逆に攻め上がったサイドの裏を狙われるなどし、徳島の倍近い16本のシュートを打たれた。

 大分が1-3で横浜FCに敗れ2位に後退。東京Vに競り勝った松本が首位に返り咲いた。町田は6位福岡を破って3位をキープした。次節の徳島は11日午後2時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで新潟と対戦する。

 徳島・ロドリゲス監督後半に入って千葉が2ボランチに変え、つなげなくなってしまった。ウタカが決められそうな場面はあったが(得点機は)それぐらいだった。
 

 ◇明治安田J2第40節 フクダ電子アリーナ 観衆7202人

 徳島 0ー2 千葉

    0ー1

    0ー1

 【得点者】【得点者】千葉=増嶋竜也(前半10分)、小島秀仁(後半41分)