三好市が「ジオパーク」を目指すことになった大歩危=同市山城町西宇

 三好市は8日、大歩危・小歩危をメインにした地域について、貴重な地形や地質を持つ自然公園「ジオパーク」の認定を目指す考えを明らかにした。ジオパークには世界版と日本版があり、まずは2020年ごろをめどに日本版に申請する。市議会12月定例会議で、柿岡敏弘氏(志政クラブ)の一般質問に、黒川征一市長らが答えた。

 ジオパークは、世界ジオパークネットワークと日本ジオパーク委員会がそれぞれ認定する。市は世界版も視野に入れている。関連予算を17年度当初予算に盛り込む。

 市は、大歩危が国の天然記念物と名勝に重複指定されるなど貴重な地形である上、経済振興や教育にも活用しようと、申請を決めた。

 黒川市長は「ジオパーク認定により、郷土愛の醸成や地域の活性化、自然や文化財の保全・保護に向けたまちづくりを実現したい」と話した。

 国内では日本版が43地域あり、うち8地域は世界版にも認定されている。四国では室戸(高知県)が世界版に、四国西予(愛媛県)が日本版に認定されている。