阿波和紙の卒業証書作りに挑戦する児童たち=吉野川市山川町の阿波和紙伝統産業会館

 吉野川市山川町川東の阿波和紙伝統産業会館で8日、近くの川田小学校の6年生7人が来年3月の卒業式で手渡される自分の卒業証書の手すき作業に取り組んだ。

 児童たちはスタッフから手すきのこつを教わった後、紙の原料が入った容器に専用の木枠を数回浸して和紙作りに挑戦。均一の厚みになるよう細かく揺らしながら縦33センチ、横45センチの紙をすいた。最後は脱水機にかけた和紙がきれいに乾くようローラーでしわを伸ばした。

 乾燥後、文章をプリントして完成させた卒業証書は3月16日に児童に手渡される。

 杉本想真君(11)は「木枠を水平に保つのが大変だったけど、とてもきれいにできた。今から卒業式が楽しみ」と心待ちにしていた。

 同館では、地元児童に伝統工芸に触れてもらおうと卒業証書作りを体験してもらっている。川田小以外に川田中、川田西、山瀬の3小学校も行っている。