徳島での未来の働き方を考える「とくしま若者フューチャーセッション」(県主催)の第1回会合が10日、神山町下分の神山バレー・サテライトオフィスコンプレックスであり、県内の高校生や大学生ら30人が意見を交わした。
高画質映像制作会社「えんがわ」(同町)の隅田徹社長ら3人から、働き方についての体験談を聞いた後、「わくわく働ける徳島をつくるには」をテーマに、7班に分かれて意見交換した。
「(生活と仕事を両立させる)ワークライフバランスを重視しては」「やりたい仕事を見つけるには、若者がアイデアを出し合える場が必要」といった意見を取りまとめ、班ごとにアイデアを発表した。
建築関係の仕事に興味があるという富岡西高2年竹垣名奈子さん(16)は「いろんな方の意見が聞け、働き方を考えるいいきっかけになった」と話した。
若者の意見を県政に反映させる「とくしま若者未来夢づくりセンター事業」の一環。来年1月に美馬市、2月に阿南市で開き、3月に徳島市で各回の代表がアイデアを発表する。