「徳島の山+」を出版した原田真治さん=板野町大寺

 登山ガイド原田真治さん(61)=徳島市北矢三町2=が、県内約140の山の登山ルートや隠れた名所を紹介したガイド本「徳島の山+(プラス)」(A4判、324ページ)を自費出版した。

 原田さんは、2004年ごろから登山ガイドを始めた。週3~5回のペースで、これまでに千回以上、県内の山に登っている。本では、剣山や一ノ森など各山の代表的な登山ルートをはじめ、登山に適した季節、参考タイム、見どころなどを解説。国土地理院の地図も載せた。それぞれの山に関するクイズも添えている。

 他のガイド本ではあまり登場しない山や名所も取り上げ、「プラス」の題名にはそうした意味を込めた。例えば、神山町にある池の丸(808メートル)は「山頂に池があるだけのマイナー峰」などと記述した。海陽町の那佐湾の岬にある乳崎山(ちちがさき)(177メートル)は「江戸時代にのろし台が設けられていた」などと紹介している。

 原田さんは、14年にも県内の山地に自生する巨木を紹介した「徳島の山に潜むブナと名木」を出版しており、今回が2冊目。「徳島の尾根」をテーマに、3冊目の構想も練っている。「徳島の山のよさを知ってほしい」と言っている。

 「徳島の山+」は300冊を製本し、1800円(税別)で県内の一部書店で販売している。問い合わせは原田さん<電090(7143)7996>。