小中学生の絵画や書写の力作に見入る来場者=阿南市情報文化センター

 第14回県こども美術展(こども県展)の県南巡回展(徳島新聞社など主催)が3日、阿南市羽ノ浦町の市情報文化センターで始まった。4日まで。

 絵画と書写両部門の準特選以上の全作品と、県南8市町の児童・生徒の入選以上の作品計249点(絵画109点、書写140点)を展示。阿波踊りを披露する踊り子をダイナミックに描いた水彩画や、「ねこ」「白馬」などと力強い筆遣いで書き上げた書が並び、来場者は熱心に見入っていた。

 友達と見に来ていた富岡東中1年の仁義実尋さん(13)は「色遣いがきれいだったり、濃淡の付け方がうまかったりする絵画が多く、とても勉強になった」と話した。

 4日の展示は午前10時~午後4時。23~25日には阿波市市場町の交流防災拠点施設アエルワで県西巡回展がある。