息の合ったハーモニーを奏でる垂水さん夫妻=11月29日、徳島市の住吉・城東コミュニティセンター

 徳島市大原町千代ケ丸山の垂水實さん(68)と妻の利恵子さんが、音楽デュオ「ネズ&キヌ」として、市内のコミュニティセンターや福祉施設などでライブを開いている。有名な歌謡曲や童謡にオリジナル曲を加えた幅広いレパートリーで、高齢者や子どもたちを楽しませている。

 實さんは高校時代からクラシックギター演奏が趣味で、小学校で教員を務めていた頃は児童とクラスの歌を作るなどしていた。利恵子さんもギターや作詞が好きで、實さんと一緒に作曲を楽しんでいる。

 ライブ活動は、實さんが2014年に退職したのを機に「音楽で地域の人を楽しませたい」と利恵子さんに提案した。

 同年11月、上八万コミセンであったイベントに出演したのを皮切りに、毎月2~4回、市内のコミセンやふれあい健康館、老人会会場などで活動している。ライブでは、「上を向いて歩こう」や「青い山脈」といった歌謡曲をはじめ、童謡やアニメ曲、コミセンのPRソングなど15曲程度を演奏している。

 11月29日に住吉・城東コミセンで行ったライブでは16曲を披露。約20人の観客も2人の歌声に合わせて声を張り上げた。豊田孝子さん(67)=同市北島田町1、主婦=は「息ぴったりの演奏に聴きほれた」と笑顔で話していた。

 實さんは「お客さんが笑顔で歌っている姿を見ていると、やりがいを感じる。活動を続けることで、地域住民同士をつなぐことができれば」と話している。