「竜頭の滝」でドローンを使った撮影を行う四国大の学生=三好市三野町加茂野宮

 四国大の学生が、高精細な4K撮影技術と小型無人機ドローンを用いて、三好市の観光資源をPRする映像作りに取り組んでいる。同大の学生がドローンを使って映像制作を行うのは初めてで、完成した映像は、市が移住促進イベントなどで活用する。

 制作に携わるのは情報メディア学科の3年生27人。9月から計画を立て、市のウェブサイトやガイドブックを見て撮影場所を決めた。紅葉の美しい11月18日に市を訪れ、祖谷のかずら橋(西祖谷山村善徳)、竜頭の滝(三野町加茂野宮)、黒沢湿原(池田町漆川)など5カ所で風景を4Kカメラで撮影したほか、川や渓谷など立ち入りができない場所ではドローンを飛ばした。

 音楽やナレーションと組み合わせて編集し、1月末までに5~10分程度の作品として完成させる。

 陽地斗(はるか)さん(21)は「ドローンなら、人の通常の目線では見えない映像を撮ることができる。名所以外にもすてきな場所があることを知ってもらい、足を運んでもらいたい」と話す。

 同市が名所や自然を生かした魅力発信に力を入れていることや、数年前にも市の依頼で観光映像を作った経緯があることから、同大が制作を申し出た。

 市観光課の大西裕之課長は「観光地としての魅力だけではなく、移住先としての三好の良さをPRする機会が増えている。若者の目線で魅力あふれる映像を作ってもらえたら」と期待している。