認知症サポーター養成に協力する事業所の代表に表彰状を手渡す峯田副町長=那賀町和食郷

 那賀町は、認知症とその家族を手助けする「認知症サポーター」を積極的に養成している事業所の表彰制度を創設した。県内市町村で初めて。第1弾として16事業所が選ばれ、17日、同町和食郷の町地域交流センターで表彰式が開かれた。

 表彰するのは、官民が連携して高齢者らの見守り活動を行う町の「見守りネットワーク」に加盟し、従業員の8割以上が専門家らによるサポーター養成講座を受けている事業所。町内の郵便局や福祉施設などが選ばれ、式では出席した6事業所の代表者に、峯田繁廣副町長から感謝状が手渡された。

 町では「高齢社会が進む中、認知症は地域全体で立ち向かわなければならない問題」と話しており、今後もサポーターの養成を呼び掛け、事業所を表彰していく。

 県内の認知症サポーターは9月末時点で5万6341人おり、那賀町は1574人。

 表彰式後には、地域を挙げた見守りネットワークの構築に先進的に取り組んでいる福岡県大牟田市の関係者を招いた勉強会も開かれた。