特産品を使った自作のクッキーを販売する児童(左側)=上勝町福原のいっきゅう茶屋

 上勝町の上勝小学校の6年生8人が町産の米粉を使ったクッキーを手作りし、同町福原の産直店・いっきゅう茶屋前で販売した。町に人を呼び込もうと、総合学習の「上勝“元気”プロジェクト」の一環として初めて取り組んだ。

 同町生実の「樫原の棚田」で収穫された米を使い、町特産の「阿波晩茶」やユズなどを練り込んだ5種類(各100円)を販売した。用意した200袋は45分で完売した。

 同校は2013年から毎年、特産品を使った商品開発の授業を実施。児童が考案した商品を菓子店に作ってもらい、徳島市の欧風産直市・とくしまマルシェで販売してきた。より地元に密着した活動にしようと、初めて児童自らが菓子作りに挑戦し、地元で販売することにした。

 児童は栄養教諭らと一緒にレシピを考えた。オリジナルキャラクター「米粉ボールくん」を描いたチラシやポスターを製作するなど宣伝活動も行った。

 安井一馬君(12)は「上勝の良さを知ってもらおうと、一生懸命に考えた。たくさんの人に買ってもらえてうれしい」と喜んでいた。