一部の部署で業務が始まった松茂町役場の新庁舎=同町広島

 松茂町の新しい役場本庁舎「町津波防災センター・中央庁舎」が完成し、19日、町民福祉課など五つの課・室が業務を始めた。26日には総務課と町長室が現在の町総合会館から移り、引っ越しが完了する。

 1階には町民福祉課や健康保険課などがあり、朝から町民が窓口に訪れた。長女の出生届を出した同町広島の会社員副島麻美さん(27)は「以前の庁舎と比べると、明るくてきれい。自宅がすぐ近所なので、災害時の避難場所としても心強い」と話していた。

 新庁舎は鉄筋コンクリート造4階建て、延べ約2750平方メートル。震度6強以上の揺れに耐えられる耐震性を備え、県の想定に基づく高さ2・6メートルの津波が押し寄せても、2階以上は浸水しないとされている。