英検1級の合格証書を手に喜ぶ沢田さん=徳島北高校

 徳島北高校(徳島市)国際英語科3年の沢田優奈さん(18)が、公益財団法人日本英語検定協会の実用英語技能検定(英検)の1級に合格した。協会によると、1級は大学上級程度の高度な英語力が必要とされ、合格率は約10%で、高校生の合格例はわずかだという。沢田さんは「目標を達成できてうれしい」と喜んでいる。

 英検は毎年1月、6月、10月の3回、1次試験(筆記とリスニング)が行われる。沢田さんは今年1月、6月と続けて不合格となったものの、過去の問題を繰り返し解いて語彙を増やし、10月の試験で見事突破した。

 1次の合格通知から11月の2次試験(面接形式のスピーキング)まではわずか1週間しかなかったが、放課後に学校のALT(外国語指導助手)と特訓し、2次は一発合格した。

 国際英語科のある徳島北高では、1996年の開校以来、1級合格者は沢田さんが4人目。

 沢田さんは父親の仕事の関係で、小学生時代の大半を中国・上海のインターナショナルスクールで過ごした。学校での会話が全て英語だったため自然と上達。小学校2年の時から英検に挑戦を始め、6年の時に2級に合格した。徳島北高入学後はテレビで放送される映画を英語音声で視聴するなど努力を重ね、昨年6月に準1級に合格していた。

 外国の人と一緒に働ける仕事に就くのが夢で、沢田さんは「大学でも英語の勉強に励み、コミュニケーション力をさらに磨きたい」と意気込んでいる。