浮橋投手

 四国地区高野連は6日、四国4県の選手や指導者らで構成する選抜チームを12月25~31日までの7日間、オーストラリアに派遣すると発表した。国際交流や競技力向上が目的で、現地のU18(18歳以下)選抜チームなどと5試合を戦う。四国選抜の海外派遣は米ハワイ州に遠征した2011年以来7年ぶり。

 選手は各県5人の20人。徳島県からは県秋季大会の成績を参考に▽森本迅(川島、内野手)▽村田龍哉(徳島商、投手)▽浮橋幸太(富岡西、投手)▽小角翼(池田、捕手)▽有持泰成(鳴門渦潮、投手)が選ばれた。コーチ・役員は10人で、県高野連の須崎一幸理事長が渉外・記録担当、鳴門渦潮の森恭仁監督がヘッドコーチを務める。愛媛・新居浜南の田邉行雄監督が指揮を執る。

 一行は12月26日にオーストラリア東部のゴールドコーストに入り、27日から3日間、地元のクイーンズランド州U18チームと3試合、米国のU18チームと2試合を行う。

 初の海外遠征に川島の森本は「他国の選手がどのようなプレーをしているか見て勉強したい。木製バットで自分の力がどこまで通用するかも楽しみ」と抱負を語った。