サンタクロースに扮した人たちが子どもたちにプレゼントを配るイベントが23日、徳島市内であった。
徳島大のマラソン講座受講生でつくる「徳大ジョガーズパラダイス」のメンバーら約150人は「100人サンタが徳島のまちをかけぬける」と銘打ち、徳島駅前や東新町商店街などを巡った。
参加者は「メリークリスマス」と声を上げながら走り、そごう徳島店や商店街などで待ち構えていた子どもたちに駄菓子とおもちゃが入った袋を配った。市役所前では、クリスマスソングに合わせてダンスを披露した。
2014年から開いており、今年で3回目。参加した板野支援学校3年原周さん(17)は「子どもの喜ぶ顔を見ることができてうれしい」と話した。
夜にはNPO法人新町川を守る会が恒例のイベント「川からサンタがやってくる」を開いた。会員ら10人が、LEDを飾り付けた周遊船で新町川と助任川を回り、川岸で待つ子どもたちに文房具やお菓子の詰め合わせ千袋を贈った。
プレゼントを受け取った助任小学校3年大山怜さん(8)は「袋を開けるのが楽しみ」と喜んでいた。同会は24、25両日も午後6時からイベントを行う。