サンタから飛行機の飛ばし方を教わる児童=生比奈小

 勝浦町の生比奈小学校で22日、県内のスカイスポーツ愛好家がサンタクロースに扮し、同小と横瀬小の6年生計45人にプレゼントを贈る催しがあった。6月に開かれた「子ども議会」で児童から出た提案を町が実現させた。あいにくの雨で「空からサンタが降りてくる」とはいかなかったが、子どもたちにとっては企画そのものが”クリスマスプレゼント“になったようだ。

 提案したのは、横瀬小6年の相原優理菜さん(12)と井上ひかるさん(12)。町内にパラグライダーなどスカイスポーツのフライト拠点があることから「町おこしのために空からサンタが降りてくるイベントを開いてはどうか」と質問していた。

 これを受け、町はパラグライダーに乗ったサンタが星谷運動公園に降下し、プレゼントを贈るイベントを計画した。

 しかし、雨で飛行ができず、生比奈小の体育館に移して実施。愛好家でつくる「徳島スカイスポーツクラブ」のメンバー3人がサンタ姿で登場し、組み立て式のゴム動力飛行機を一人一人に手渡した。児童はメンバーと一緒に作り、動物や花の絵を描いて仕上げた後、飛距離を競うなどして楽しんだ。

 相原さんは「楽しかった。雨で残念だったけれど、町が議会での約束を守ってくれてうれしい」と笑顔を見せた。

 中田丑五郎町長は「子どもたちには今後もいろんな意見を言ってもらいたい」と話した。