年末年始の旅行プランを勧める担当者(右)=徳島市のエアトラベル徳島

 徳島県内の旅行会社で年末年始の旅行商戦が終盤に入った。今季は曜日の関係で休暇が短いため、ツアー、個人旅行とも国内旅行の需要が高い。海外も台湾などの近場が人気で、「安・近・短」の志向が強まっている。

 年末年始は大みそかと元日が土、日曜となるため、連続休暇は短め。JTBがまとめた23日~1月3日の旅行動向によると、総旅行者数は前年同期比2・1%減の2994万6千人で、4年ぶりに3千万人を割り込む見通しだ。1人当たりの旅行費用も国内が9・6%減の3万900円、海外は4・7%減の20万7千円と予想されている。
エアトラベル徳島(徳島市幸町1)では国内旅行が伸びており、予約件数は前年同期比約15%増。兵庫県の有馬温泉や和歌山県の白浜温泉など1泊2日で楽しめる西日本の温泉地の人気が高く、東京、北海道といった定番ツアーも伸びている。

 海外旅行の予約は約10%減。米ハワイ、グアムや台湾の人気は根強いものの、昨年12月末に徳島阿波おどり空港とハワイ・ホノルル空港間で運航したチャーター便がなくなったことが影響した。長期の休暇が必要となるヨーロッパはテロへの懸念も広がっており、動きが鈍い。

 JTB中国四国そごう徳島店(同市寺島本町)の予約件数は海外、国内ともに前年並みだが近場が選ばれる傾向が強い。国内では、家族連れで東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)などのテーマパークを2泊3日で巡るツアーが人気だ。海外は韓国が大幅に伸び、シンガポールが減っている。