徳島労働局は、県内の事業所20社を対象に調べた年末年始の連続休暇日数を発表した。最長は精密機械部品製造の西精工(徳島市)と非製造業者(社名非公表)の9日で、前年より1日短い。平均は前年より0・1日短い6・5日だった。
製造業10社、非製造業10社の12~1月の3日以上の連続休暇日数を調べた。全社が4日以上の連続休暇を設ける予定で、平均は製造業が7日(前年7・1日)、非製造業が6日(6日)。
最長となった西精工など2社は、労使協定で年次有給休暇の一部を年末年始に取得するよう定めている。
3日以上の連続休暇を合計した日数は前年より1日長い9・9日になった。業種別では製造業8・8日(8・9日)、非製造業11日(8・7日)だった。
佐藤真理子雇用環境・均等室長は「ワークライフバランスの実現にはまとまった休暇が必要。9連休を設ける2社のように、年次有給休暇を計画的に活用してほしい」としている。