阿南市富岡町の牛岐城趾(じょうし)公園周辺を約30万個のLED電飾で彩る「ANAN ルミナスタウンプロジェクト」(阿南光のまちづくり協議会主催)が23日夜、始まった。
24日には、イベント広場のクリスマスツリー(高さ約8メートル)がライトアップされ、訪れた家族連れやカップルが歓声を上げたり、写真を撮ったりしていた。芝生広場では、阿南市特産の竹でできたドーム状のオブジェ(高さ約5メートル)が2基、雪の結晶をイメージした六角形のオブジェ(直径約3メートル)が24基設けられ、一帯はLEDの光が織りなす幻想的なムードに包まれている。
家族4人で訪れた三河多聞さん(16)=阿南市那賀川町赤池、阿南高専1年=は「LEDの温かい光に心癒やされた。来年もまた来たい」と話した。
LEDイルミネーションは来年1月15日まで、午後5時~10時に点灯される。