県立博物館が作った化石のレプリカ(上)と実物

 徳島市の徳島県立博物館が、勝浦町にある白亜紀前期(約1億3千万年前)の地層から7月に見つかった国内最古級の恐竜化石のレプリカを作った。

 縦8センチ、横15センチの樹脂製。植物を主食とする大型恐竜「竜脚類」の一種、ティタノサウルス形類の歯の化石(高さ2・3センチ、幅1センチ)が泥岩から半分露出した状態を実物そっくりに再現している。福井県の専門業者に作製を依頼した。

 実物は今後、より細かな恐竜の種類を調査するために泥岩から完全に取り出されることになっており、発見時の状態を残しておくために複製した。

 博物館と化石調査で連携している福井県立恐竜博物館と、勝浦町教委も作った。それぞれ展示などに活用する。