栽培放棄されたユズの木を伐採する四国大生(左)と住民=那賀町木頭北川

 栽培放棄により収穫されずに残されたユズを狙って、サルが人里に下りてくるのを防ごうと、四国大の学生らが、那賀町木頭北川でユズを収穫する「人とサル共生プロジェクト」を実施した。3年目となる今回は、ユズの木の伐採も始めて行った。

 1~4年の学生20人に卒業生1人が加わった計21人が参加。急傾斜地などにあるユズ畑4カ所約10アールで、取り残されたユズを収穫した。栽培放棄地では、サルが人里に近づく際の隠れみのにもなっているユズの木を、住民らと一緒にチェーンソーなどで伐採した。

 ユズの果実は2日間で約1トンを収穫した。地元の加工業者に引き取ってもらい、代金は活動資金に充てる。

 2年の本田響さん(19)=徳島市津田町1=は「急傾斜地は足場が不安定で収穫が大変だったが、地道に取り組むしかない。来年もぜひ参加したい」と話した。