勝浦町生名の人形文化交流館前に29日、高さ約4メートルのジャンボ門松がお目見えした。リオデジャネイロ五輪での「ビッグひな祭り」展示が好評だったことを記念し、NPO法人・阿波勝浦井戸端塾が企画。年末年始の帰省客や町を訪れる人たちを出迎える。
門松は入り口の両脇に1基ずつ置かれた。近くの山から切り出した竹や松、ナンテン、ダイダイと、小松島西高校勝浦校の生徒たちが育てたハボタンを使い、井戸端塾のメンバー約20人が3日かけて仕上げた。LEDのイルミネーションも施され、31日~1月3日の日没から午後10時までライトアップされる。
来年のビッグひな祭りが開幕する2月19日まで飾り、盛り上げを図る。稲井稔理事長(77)=同町三渓=は「次は東京五輪での展示を目指して頑張りたい」と話した。