阿南市日開野町の印刷会社・米崎印刷が県南部の2市6町で毎月発行している無料地域情報誌「なんと」(A4判)が、今月号で創刊10周年を迎えた。
「なんと」は2007年1月創刊で、小松島、阿南両市と勝浦郡2町、那賀町、海部郡3町の店舗やイベント情報を掲載。写真撮影や取材は社員20人が担当し、量販店や公共施設などで月1万6千部を配布している。
記念号は40ページ。店舗情報や年末年始の地域のイベントに加え、県南の量販店の商品券などが当たる読者プレゼントや、店舗で使えるクーポン券のコーナーを拡充した。
同社常務の米崎顕さん(44)は、「地域の商店に元気を出してもらいたいと思い、頑張っている。今後も続けられる限り発行したい」と話していた。