徳島県議会の最大会派・明政会(13人)と自民県民会議(8人)自民創政会(6人)の自民系3会派が来年3月に合流することが30日、分かった。3会派の幹部が同日までに合意した。自民系会派の一本化は、当時の保守系3会派が合流し「保守合同」と呼ばれた1987年以来、30年ぶり。発足すれば過半数を大きく上回る巨大会派が誕生する。

 合流してできる新会派には3会派の計27人全員が所属する見通しで、定数39人の7割に迫る。会派名は未定で、来年2月定例会の閉会を迎える3月までに事務手続きを完了させる方針だ。

 関係者によると、2015年4月の改選後から自民党所属議員の一本化が水面下で模索されていた。4期目を迎えた飯泉県政に対する発言力を強化する狙いがあるとみられ、議会内では「自民党が責任政党として力を結集すべきだ」といった声が出ていた。

 12月に入り合流に向けた動きが一気に加速。例年自民系会派が事前に調整して人選する次期正副議長選が来年2月定例会に迫っていることも合流の判断を後押ししたようだ。

 県議会の保守系会派は、衆院中選挙区時代の派閥抗争を背景に、知事派と反知事派に分裂して対立を続けてきた歴史がある。3会派に分かれていた保守の大合流が実現したのは、87年の改選を機に発足した当時の自民県民会議。当初の所属議員は30人を数えた。

 しかし、95年に自民県民会議の一部議員が離脱し、自民交友会を結成して分裂。その後は離合集散を繰り返して保守系の2、3会派体制が続き、16年3月からは現在の明政会、自民県民会議、自民創政会の3会派となっている。