徳島新聞社と徳島大の連携プロジェクト・まちしごとファクトリーの実践型ワークショップ「スモールビジネス開発室」の受講生が20日、三好市池田町の本町通りで開かれる「うだつマルシェ」で模擬起業に挑戦する。1月に既に事業化されている、県産食材を調理・PRする「キッチンカー」のほか、DIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)、美容、ITに関する模擬店を出す。
キッチンカーは美馬市脇町の広告会社「ナカガワ・アド」が1月末に導入。同社の中川和也社長がスモールビジネス開発室に参加し、構想を練り上げた。今回の模擬出店では県産野菜を使ったスパイスカレーを出す。ほかには、DIY相談やハンドエステなどのブースが出る予定。
18日、スモールビジネス開発室の3回目の合宿が3日間の日程で池田町の移住支援施設「heso camp(へそキャンプ)」で始まった。合宿参加者は20日の模擬出店を経て、3月5日に脇町劇場オデオン座での発表会に臨む。