徳島県那賀町特産の木頭ゆずを使ったスイーツを販売する「KITO YUZU」(東京)は8日、都内2店舗目を足立区の商業施設「マルイ北千住店」にオープンさせた。
ショップは「KAORU―KITO YUZU(カオル・キトウユズ)」。北千住駅に直結するメインフロアの2階に売り場(約9平方メートル)を開設し、木頭ゆずの香りや酸味を生かしたラスク、フィナンシェなどの焼き菓子、ゼリーなど計33種類を並べた。
渋谷区の商業施設「渋谷ヒカリエ」にある1号店では、ホワイトチョコをコーティングしたラスク(10枚税込み2160円)など手土産用の詰め合わせが人気という。この日も、販売員がラスクの試食をしてもらいながら商品を説明した。
同社は、電子書籍取次大手・メディアドゥホールディングス(東京)の藤田恭嗣社長=那賀町出身=が設立した。馬場貞造営業部長は「外国人旅行者にも反応はいい。店舗展開を進め、木頭ゆずを広めていきたい」と話した。