発表者を囲んで起業プランへの意見を出し合う参加者=美馬市の脇町劇場オデオン座

 徳島新聞社と徳島大の連携プロジェクト・まちしごとファクトリーの実践型ワークショップ「スモールビジネス開発室」の成果発表会が5日、美馬市の脇町劇場オデオン座であった。2015年8月に始まった開発室で、合宿などに参加して起業プランを練り上げた5人のうち、3人が発表した。

 30人が参加。三好市池田町州津の宮原裕二さん(45)は「高齢者を対象にしたパソコン活用支援」、美馬市脇町猪尻の中川和也さん(43)は県産食材を調理・PRする「キッチンカーの導入」、吉野川市鴨島町西麻植の河野佑香さん(38)は「ビューティーサロンの開業」をプランとして披露した。

 このうちキッチンカーは、中川さんが経営する広告会社の事業として1月にスタート。開発室から実現した事業第1号となった。

 発表した3人を囲み、参加者が意見を出し合う場もあり、発表者は今後の事業展開の参考にしていた。中川さん以外のプランも今後、実現を目指して動きだす。

 兵庫県篠山市で古民家再生や店の誘致活動などに取り組んできた吉成佳泰(よしひろ)さん(35)がゲストとして発表会に参加。「地元の資源、地の利を生かすことで魅力が増す可能性がある。独自のブランドを確立してほしい」とエールを送った。

 開発室は、座学形式の「研究室」と「合宿」を各3回開いた。