徳島新聞社と徳島大の連携プロジェクト・まちしごとファクトリーの実践型ワークショップ「スモールビジネス開発室」の受講生が10日、美馬市脇町の飲食店「リンクポイントサイライ」で模擬起業に挑戦し、ハンドエステと特製ランチを提供した。
ビューティーサロンの開業を目指す河野佑香さん(38)=吉野川市鴨島町西麻植、フィットネスインストラクター=が、サイライ店主の藤澤典行さん(31)と考案した酵素入りのランチメニューを女性12人に提供した。このうち7人にはハンドエステを施した。
吉川東美(はるみ)さん(45)=阿波市市場町市場、飲食店経営=は「食とエステで美に一歩近づけた気がします」と満足そうだった。
河野さんは「手応えを感じた。食と健康と美をサポートするサロンを目指したい」と話し、今夏にも徳島市内に店を構える予定。