内縁の妻の娘にわいせつ行為をしたとして、監護者わいせつ罪に問われた徳島県内の自営業の男の判決公判が9日、徳島地裁であった。坂本好司裁判官は懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 坂本裁判官は判決理由で「抵抗できない被害者に対して従前から断続的にわいせつ行為をし、常習性がうかがえる。被害者の精神的苦痛は大きく、今後の成長への悪影響も懸念される」と非難した。一方で「今後被害者に接触しないことを約束している」などとして、刑の執行を猶予した。

 判決によると、3月27日ごろ、自宅で寝ていた内縁の妻の中学生の娘に対し、服の中に手を入れて胸を触るなどのわいせつ行為をした。

 監護者わいせつ罪は昨年7月施行の改正刑法で新設され、親などの「監護者」が立場を利用して18歳未満に性的行為をした場合、暴行や脅迫の事実がなくても罰せられる。県内で同罪での判決が言い渡されたのは初めて。