新潟とのホーム最終戦に向け、練習に汗を流す徳島の選手=7日、徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは11日午後2時から、鳴門ポカリスエットスタジアムでアルビレックス新潟と戦う。6連敗と攻守の歯車がかみ合わない徳島だが、ホーム最終戦を落とすわけにはいかない。サポーターに勝ち点3を届けるため、心を一つに完全燃焼を誓う。

 前節の千葉戦は0-2で完敗。それでも前半は積極的にプレスを掛け、支配率の高い千葉から主導権を奪った。新潟戦も前線からボールを奪いにいく攻撃的なスタイルは変わらない。

 あとはどうゴールをこじ開けるか。小西は「今足りないのは縦パス」と話す。「たとえ取られても、繰り返し縦パスで中を狙えばサイドも空いてくる」と指摘。チャンスボールの起点となる両サイドを生かすためにも、縦パスを入れる重要性を強調する。

 守備陣も踏ん張りどころだ。徳島は今季、先取点を奪われた18試合は2分け16敗で逆転勝ちがない。リードした相手が引いて守りを固め、それを崩しに押し込んで逆にカウンターを受けるというケースが目立つ。その悪循環を避ける上でも、粘り強く全員で集中力を切らさずに守ることが勝利の必須条件になる。

 通算100勝達成やチーム記録の8連勝など、歓喜に沸いた試合も多かったホーム戦。有終に向けて選手の思いも強く石井は「しっかり勝つ姿を見せる」と気合十分。岩尾主将も「ずっと応援してくれるサポーターのために持てるものを全て出し切りたい」と必勝を誓った。