共産党徳島県委員会は9日、2019年4月に予定されている県議選・板野選挙区(定数4)に、新人で元教員の高原久美氏(69)=板野町那東、写真=を公認候補として擁立すると発表した。
県庁で記者会見した高原氏は「県民の生活や命を守る地方自治に携わり、子どもや高齢者、女性の願いを政治に届けたい」と出馬の動機を説明。元教員としての経験から教育現場の改革に力を入れるほか、女性の社会進出や県内農業の振興などを公約に掲げた。
高原氏は板野町出身で、四国女子短期大卒。1970年から38年間小学校教諭として愛知県で勤務。74年に共産党に入党し、2010年から党板野支部長、18年11月から党県子ども・文化部長を務めている。