消費者庁が徳島移転の課題を検討するため7月4~29日に徳島県庁で行う大規模な試験業務を前に、県は30日、消費者庁移転推進統括本部会議を開き、準備状況や受け入れ体制を確認した。

 関係部局から25人が出席。試験業務が行われる県庁10階北側の執務室で備品の搬入や電話、テレビ会議システム用光回線の設置が完了し、準備が整ったことを消費者行政推進課の担当者が報告した。無料公衆無線LANサービス「Wi-Fi(ワイファイ)」の機器も新設した。

 セキュリティー対策としては、執務室前に警備員を配置。落ち着いた業務環境を確保するため、執務室前の廊下の利用はなるべく控えるよう呼び掛けた。

 このほか、来県する消費者庁職員向けに、A4判の「徳島県庁舎利用ガイド」を作成したことも報告。庁舎内の施設や周辺の食事や交通、観光・レジャー施設を地図付きで紹介している。中央省庁から県に出向している幹部職員の歓迎メッセージも掲載し、試験業務に訪れる約40人の職員全員に配布する。

 会議に先立ち開かれた庁議では、飯泉嘉門知事が部局長ら24人に「おもてなしの心でアットホームに迎えてほしい」と訓示した。