テレビ会議システムを使い、徳島と霞が関を結んで記者会見する板東長官=県庁

 徳島県庁で大規模な試験業務を行っている消費者庁の板東久美子長官は6日、テレビ会議システムで県庁と東京・霞が関の消費者庁と結んだ定例記者会見を開いた。3月の試行時に神山町と東京を結んだ記者会見では音声が途切れるなどのトラブルが発生したが、今回は都内の報道陣とのやりとりで音声や映像に支障は出なかった。

 会見は、県庁会議室と都内の消費者庁会見室を専用のインターネット回線で結んで行われた。両会場ではそれぞれ記者約15人が出席し、カメラが長官や記者の表情を捉えてテレビモニターに映し出した。

 会見では、記者が試験業務における機密情報の取り扱いなどについて次々と質問。長官は「3月よりもセキュリティーレベルは上がっている」とする一方、「具体的な企業名など機密性の高い情報のやりとりは行っていない。試行にはなじまないこともある」などと答えた。

 長官は3日目までの業務について「順調にいっているが、テレビ会議で画面が固まるなど細かなトラブルがないわけではない」と話した。

 両会場に設置されたスピーカーからは長官や記者の声がよく響き、40分余りの会見はスムーズに進行した。