事務引き継ぎをし、握手を交わす松本消費者行政担当相(左)と前任の河野氏=内閣府

 松本純消費者行政担当相は4日、就任後初めて消費者庁の職員に訓示した。前任の河野太郎氏が徳島に消費者庁の新拠点を設置する考えを示したことについて「まさに時宜を得たもの。実現に向け、早急に検討を進めていく」と述べ、新拠点の設置に意欲を示した。

 松本氏は内閣府にある大臣室で約30分、河野氏と事務引き継ぎをした後、消費者庁に移動。職員約120人を前に「安倍内閣は未来チャレンジ内閣。徳島での拠点創設は消費者行政の新たな未来をつくる」とも語った。

 一方、河野氏は退任あいさつで、松本氏を「一見温厚に見えるが怒ると怖い。消費者庁を引っ張るにはうってつけ」と紹介。職員には「組織の在り方だけでなく、消費者行政の中身がクローズアップされるよう実を上げてほしい」とエールを送った。

 事務引き継ぎでは、河野氏が「消費者庁の徳島移転が最大のテーマ。3年後、完全移転をどこまでやれるかしっかり検討してほしい」と水を向けると、松本氏は「まず徳島での新拠点設置を喫緊の課題として対応する」と答えた。