6日、県内は台風18号の通過後で少しうねりが残った。北寄りの風が吹いたため次第に波は収まったが磯渡しを見合わせた業者もあった。今後、水温も徐々に下がり磯釣りシーズンを迎える。釣行の際には磯釣りはもちろん、波止や岸壁などの手軽に釣行できる場所でも必ずライフジャケットを着用し安全で楽しい釣りを心掛けたい。また釣り場のルールを守り、餌や飲み物、食べ物でできたごみは各自で持ち帰り処分してもらいたい。

 [波止]<津田沖ノ一文字>6日、中央付近でフカセ釣りをした人が25~42センチのチヌ7匹と25センチのグレ1匹。

 <亀崎漁港>6日、北寄りの風が吹き薄濁り。岸壁で午前中、赤アミを餌にサビキ仕掛けで13センチ前後のイワシに同型の小アジがたまに交じる程度で50匹余り。

 <中林海岸>6日、北寄りの風が強く吹き薄濁り。引きの潮が風の方向と同じで海面近くの潮が速くなる二枚潮で釣りづらかった。中央より少し北寄りで10時45分から2時間ほど市販の加工沖アミを餌にハリス1号、チヌバリ2号のフカセ釣りで43~48センチのチヌ3匹。30~35メートル沖を0号のウキにガン玉を打ち、仕掛けを沈めて釣った。12時半から約2時間半、阿南市の竹内啓二さんはハリス1・2号、チヌバリ2号でウキ下2ヒロ半~3ヒロで20メートルほど沖を狙い23センチを主体に20~27センチのチヌ7匹。フグが多く、マキ餌に集まるので仕掛けの投入点に工夫が必要。

 <中林漁港東突堤>6日、午前中、内向きでサオを出した人が赤アミを餌にサビキ仕掛けで15センチ前後のイワシ100匹余り。近くでウキを付けて少し沖を釣った人は20センチ級も交じり13~20センチを150匹余り。

 <大潟工業団地裏>6日、北の風が吹き薄濁り。岸壁の西寄りで早朝、阿南市の人が冷凍キビナゴを餌に引き釣りで指幅2本半~3本のタチウオ7匹。東寄りはウキ釣りで同型を5~10匹。またソフトルアーでも数匹釣れていた。水潮気味のためか食いが悪かったが、薄明るくなった数分の時合いにアタリが集中してあった。

 <中浦緑地>6日、薄濁りで水潮気味。岸壁で早朝、タチウオ狙いが冷凍キビナゴを餌に引き釣りやウキ釣り、ルアーなどで指幅2本半~3本を3~15匹。

 <恵比須浜>6日、岸壁で午前中2人がアジを餌に0・3~0・7キロのアオリイカ6匹。(県釣連盟報道部)