起業プランを発表する「まちしごと実験室」の受講生=徳島大常三島キャンパス

 地域に根差した仕事づくりを実践する「まちしごとファクトリー」の公開講座が15日、徳島大常三島キャンパスであった。本年度、三好市、小松島市、佐那河内村で開かれた事業計画作成プログラム「まちしごと実験室」の参加者を代表し、6人が起業プランを発表した。

 4児の母の出葉美耶さん(39)=勝浦町=は、自らの体験から「肉体的なつらさを軽減することで子育てをより楽しめる環境をつくりたい」と整体院の開業プランを披露。海陽町地域おこし協力隊の竹内智則さん(25)は、町内の宿泊施設の朝食を一括して作ることで経営負担を軽減する事業構想を紹介し、学生に「狭い世界で自らの生き方を決めずに、多様な環境に身を置いてみてほしい」とメッセージを送った。

 学生ら130人が聴講し、生物資源産業学部1年の嶋田真紀さんは「起業なんて考えたこともない私にとって新鮮な時間だった」と話した。

 まちしごとファクトリーは徳島大、県信用保証協会、徳島新聞社が主催。12月4日は美馬市の脇町劇場オデオン座で、兵庫県篠山市で古民家再生事業を手掛ける吉成佳泰氏を講師に迎え、ワークショップを開く。問い合わせは徳島大地域創生センター<電088(656)9752>。