消費者教育の取り組みについて参加者と意見交換する松本消費者行政担当相(中央)=徳島市の城西高校

 松本純消費者行政担当相が3日、徳島県を訪れ、徳島市と板野町で消費者教育の取り組みや高齢者の見守り活動を視察した。松本氏の大臣就任後の来県は9月に続き2度目。

 徳島市の城西高校では、県内で消費者教育に取り組む弁護士や大学関係者ら13人による意見交換会に参加。「若者向けの消費者教育の推進」をテーマに話し合った。

 社会や環境に配慮した消費行動「エシカル(倫理的)消費」の学習の一環で、同校の生徒が藍染を行っている様子を見学。松本氏も生徒の説明を受けながら藍染を体験した。

 板野町役場では、消費生活に関係する機関・団体で構成する町消費生活地域協議会が行っている高齢者や障害者の見守り活動について聞いた。

 視察後、松本氏は報道陣に対し「エシカルという理念が徳島だけで醸成されるのではなく、全国に広がっていくことができればいいと強く感じた」と述べた。消費者庁の徳島移転に関しては「(全面移転と一部移転の)どちらということは決まっていない。充実した消費者行政を進めるために何が必要かを検討したい」と述べるにとどめた。