徳島市選挙管理委員会は、今夏に行われる参院選で徳島大常三島キャンパス(同市南常三島町)に期日前投票所を開設する。選挙権年齢が参院選から「18歳以上」に引き下げられるのを受け、若者の選挙への関心を高めるのが狙い。大学内での開設は県内で初めて。

 開設するのは、投開票日の4日前から3日間を予定。大学生に限らず、有権者なら誰でも投票できる。市の期日前投票所は5カ所から6カ所になる。

 市選管によると、2015年4月の市議選の投票率は39・92%と戦後最低を更新。特に20代前半は18・07%にとどまり、若者の選挙離れが課題となっている。市は徳大での開設費用として、16年度当初予算案に投票箱や記載台の購入費、選挙立会人の人件費など305万円を計上した。選管担当者は「少しでも投票率を向上させたい」としている。

 四国では、松山市選管が13年7月の参院選から松山大に期日前投票所を設けており、14年11月の知事・市長選では愛媛大を加えた。高知市選管は、15年4月の統一地方選から高知大に開設している。ともに1日当たり50~100人程度の投票があるという。