7月10日投開票が有力視される参院選を前に、徳島県選挙管理委員会は25日、徳島市選管に「徳島・高知」選挙区(改選数1)の投票用紙21万7800枚を届けた。6月10日までに、県内全ての市町村に配る。

 今回の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、県内では18、19歳の約1万3千人が新たに有権者となる。県選管は従来より多めに投票用紙を印刷し、「18歳選挙権」に対応する。

 3月2日時点の県内の選挙人名簿登録者数は63万9221人。県選管は、新有権者分も含めた67万8150人分の投票用紙を用意する。3年前の前回参院選では、同時期の登録者数が65万1267人で、投票用紙は65万9670人分だった。

 他市町村に先駆けて投票用紙を受け取った徳島市選管は、職員5人が計数機を使って枚数を確認した。6月3日に配布される比例代表用の投票用紙と合わせて同月下旬まで保管し、市内の投票所に配る。

 高知県の投票用紙は同県選管が用意する。